これまでの自転車歴

自己紹介も兼ねて、これまでの自転車歴を写真多めで紹介します。

LOUIS GARNEAU LGS DW-2 (2005年モデル)

初めて自分で購入した自転車はルイガノのクロスバイクです。

標準装備の700Cのホイール／タイヤに加え、26インチのMTB用ホイール／タイヤを別途用意すれば、街も山も両方楽しめるというコンセプトのDW（ディュアル・ホイール）シリーズ、そのセカンドグレードでした。

ディスクブレーキ＆フルサスペンションを備えたメカニカルな雰囲気に魅かれ、また都内の連続する歩道や細かな段差にも対応できそうだというのが選択の決め手でした。

そもそもクロスバイクを購入しようと思ったのは、カメラという趣味の足が欲しかったから。

懐かしさを感じさせる写りのトイデジ Rolleiflex MiniDigiAF をぶら下げて深大寺そばを食べに出かけたり。

あるいは GR DIGITAL をお供に夏の鎌倉へ２泊３日で出掛けたり。

当時はスマートフォンもなければケータイで地図を見る手段もほとんどない(EZ navi walkが出始めた)頃だったので、鎌倉行きのルート確認はプリントアウトした地図に文字通り線を引いてと、ちょっとした冒険気分でした。

その後、一人暮らしを始めた際にこのDW-2は実家に置いてきたのですが、私以外の家族も乗らなくなり、メンテナンスも行き届いてなかったので２年前に廃車にしました。

BD-1 SPEED プレミアムディーラー限定モデル (2007年モデル)

一人暮らしを始めたのをきっかけにコンパクトに屋内保管できるフォールディングバイク（折りたたみ自転車）を購入しました。

選んだのはフォールディングバイク界を代表するブランドのひとつBD-1（現BIRDY）のプレミアムディーラー限定モデルで日本限定50台。

素早い折りたたみが可能なギミックと、折りたたんだ時の小さなサイズ、そして限定モデルのみの落ち着いたマットブラックのフレームカラーに魅かれて購入しました。

BD-1は18インチホイールのミニベロ（小径車）ですが、変速ギアのおかげで走りも軽快で、ミニベロでも楽に速く走ることが出来ると教えてくれた自転車でした。

ちょうどこの頃はスマートフォンが登場し始めた時期で、機種によってはGoogle Mapアプリをインストールすることで地図や現在地を表示できるようになりました。

さらに2008年にはiPhoneが日本に初上陸し、いち早くゲットしたiPhone 3Gをハンドルバーにマウントしてナビとして利用したりと一気に便利に。自転車がただの移動の足からガジェットになったと感じた年でした。

2006年の購入から約10年乗ってきたこのBD-1ですが、ロードバイクの購入に伴い今年の8月に下取りに出しました。新しいオーナーの元でも活躍していることを願います。

E.B.S FLOAT 451 Road (2014年オーダー)

BD-1にずっと乗ってきて『小さなホイールに軽快な走り』というミニベロの魅力に変わらぬ楽しさを感じ、7年振りの新車にもミニベロを選択しました。

オーダーしたのは京都伏見に工房を構えるフレームビルダーさんによるブランド、E.B.S の FLOAT 451 Road というミニベロフレーム。

カテゴリーとしてはBD−1と同じミニベロですが、より大きな451サイズ(20インチ)のホイールと”Road”の名の通り軽快な走りを目指したフレーム設計となっています。

このフレームを選んだ理由がまさにこの特徴的なフレーム設計で、前下がりでアグレッシブな“逆スローピング”とシートポストとシートステーがクロスした“クロスドシートステー”のデザインに魅かれました。

実はこの前年に横浜に引っ越したのですが、すぐ近くに鶴見川CR（サイクリング・ロード）があり、期せずして、気軽に数10km以上をノンストップで走れる自転車好きには嬉しい環境になりました。

こうした環境で思う存分に走れる気持ち良さを知ったことがきっかけで、BD-1とはタイプの違う走り重視の“折りたためない”フレームが欲しくなったのでした。

ところでこのE.B.S FLOAT 451 Roadはフレームとフォークのアッセンブル以外、組み立てはWEBで情報を集めながら自分で行いました。思い入れの深い記念のフレームです。

E.B.S FLOAT 451 Roadについては現在進行形でライドを楽しんでいるのでまた別の機会にも紹介したいと思います。